本気でハマった女

｢｢ただいまー｣｣
あれ？実夢いないやん。


｢なんだまだ学校か。｣


｢なーんや。今日実夢って夜仕事なん？｣


｢いやもう金曜日と土曜日だけって俺から恭平に話した。歌舞伎町歩いてる時に襲われても困るからな。｣


｢なぁ？佳奈とりなって実夢の元友達やん？ 会ったことあるん？｣


｢兄貴としてじゃなくてはあるぞ。内緒だったからな。｣


｢なんで、発表したん？｣


｢ナンバー１のライトに言ってたらしいんだわ。実夢の持っているもの全部壊してやるんだって。だから、切れないこと証明してやったんだよ。ライトにも、レイプ話しを持ちかけて来たらしいからな。｣


｢だからか…｣


｢そう言えばライトショックうけるだろうな〜実夢のこと好きだからな｣


｢そうなん！？｣


｢あぁ。だから、ナンバー１維持してんだよ。実夢に振り向いて貰いたくて。ライトは、俺と実夢が兄弟なの知ってるからな。｣


｢ナンバー維持してんのがなんで関係あるん？｣


｢実夢が笑顔なくして、家に引きこもってた時にパニーニ連れてったんだよ。その時実夢に惚れて俺と実夢に亮さんのお客なの分かってるけど、実夢さんを好きになりました。って言ってきてさ〜そしたら、実夢言ったのも忘れてるだろうけどナンバー１になって一年キープしたら考えてあげるって言ったんだよ。実夢は、覚えてないけどな。たまにライト家に遊びに来るからな。｣


｢は！？なんで！？｣


｢俺の従業員だからに決まってるだろ。コミュニケーションは、大切にしてるからな。なんだよ心配してんの？｣


｢そんな訳やないけど…実夢って俺のどこが好きなんかな？って思ったりするやん？それに今日どれだけ実夢が狙われてるか分かったわ…｣


｢アハハハハいや！魁が珍しいな笑っ｣


｢笑うことないやろ！ほんまに本気なんやから…｣


｢いやーごめんごめん(笑)でも、実夢見てれば分かるよ(笑)単純だからな〜｣
そんな会話をしながら１時間ぐらいして玄関のドアが開いた
｢ただいまー亮ご飯！お腹好いたよー。｣