本気でハマった女
「落ち着いたか?」


「ごめんね。」


「実夢謝り過ぎやで?ありがとうやろ(笑)悪いことしてへんやん(笑)」


「うん…ありがとう。」
俺の携帯が鳴りだした

「魁でなくていいの?」


「silverの客やからでないで。」


「でも…」


「気にしすぎやから!ってか、パニーニのライトと仲いいん?」


「え?ライトくん?パニーニ行くと席に着いてくれるけど普通じゃない?」


「ふーん。なぁ誰かに告白されたらどうするん?」


「へ?魁変だよ(笑)どうしたの?実夢が告白される訳ないじゃん(笑)」
実夢は、鈍感子やねん。鈍い…鈍くて心配やねん。


「実夢は、魁が好きだから他の人に行かないよ。魁は?」


「俺やってそうやで?なぁ…したくなったんやけど…」


「亮がいるからだめだよ?亮が仕事行ったらお風呂一緒に入る?」
やばいわ…絶対襲う
「入る♪」

実夢は、笑顔で笑った。
この笑顔を俺は、守り抜く
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