本気でハマった女

「ただいま〜」

「魁おかえり!!」

「あれ?龍お前1人なん?実夢は?」

「ん?今買い物行ってるよ!明日は、俺の大好きな唐揚げ♪魁!ゲームしようぜ!」


「お前…こんな時間に1人で行かせんなや。って言っても、龍がこの時間歩いてたらヤバイわな。ちょっと見てくるから待ってろ」
玄関を出ようとした瞬間扉が開いた

「わっ!魁おかえり♪どうしたの?また出掛けちゃうの?」

「今実夢を捜しに行こうとしただけやけど、こんな時間に1人で出歩くなや。心配するやろ?」
実夢の頭を優しく撫でた

「ごっごめん!明日のお弁当唐揚げがいいって言うからついつい…心配かけてごめんね?」
俺は、おかしいんちゃうかな?
実夢が少し見えなくなっただけで…不安になんねん。
永遠に一緒にいたいねん
おかしいやろ?この俺が…こんな風になるなんてほんまありえへん。

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