本気でハマった女
『お邪魔しま~す。恭平~いんのか~?』
そんなことをいいながら亮は、部屋に入ってきた。

『お前どおしたの?学校休むやつじゃねーのに休んでさ。』

『……いや…実夢って…最近どうよ?』

『ん?あいつ?なんか、あいつもおかしいかもな。』

『亮…俺………』

『ん?どうした?』

『…………実夢のこと…無理矢理抱いた……本当ごめん』


『は?なにいってんの?』
そういいながら亮は、俺の胸ぐらを掴んだ。

『どういうことだよ。』
俺は、話をした最近毎日のように実夢が家に来ていたこと。
もう理性が持たなかったこと…
亮は、俺を殴りもう二度と顔みせるな。
そう言われて親友も失った。
なにやってんだろうな…俺って…
< 243 / 246 >

この作品をシェア

pagetop