アイツに恋愛中!?
次の日。不安の中あたしは学校に向かった。



「沙希!今日迎えに行けなくてごめん!」



「あ。大丈夫だよ♪」



「あれ?沙希ちゃんじゃん!僕のこと思い出してくれた?」



そう言ってアイツはあたしに手を伸ばしてくる。


やだ。怖い。



「触るんじゃねーよ。」


龍太。あたしは龍太の後ろに隠れた。



「彼氏できたんだねー。じゃあ彼氏さん。」



「あ?なんだよ。」



「沙希ちゃんから離れない方がいいと思うよ。何が起こるか分からないからね。」
< 57 / 150 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop