princess~私の宝物~

「ただいま~」

「おかえり~」

「お母さんいるなんて珍しいね」

「今日は仕事はやく終わったの*」

「そうなんだ~」

私は少し嬉しかった*

お母さんは私が本当の気持ちを言ったあの時から、私と一緒にいてくれるようになった。

一緒に食事する回数も増えたし、会話をする回数も増えた*

「姫奈。その大きな荷物何?」

「えっと、利香の誕生日プレゼントなの~」

笑顔で答えた。

「姫奈も誕生日プレゼントあげるような、親友ができたんだね*お母さんうれしいよ」

「あはは。利香は私の自慢の親友だよっ」

「また家に連れておいで~」

「は~い」


この時気付いたことがあった。


利香から返信こないな~*どうしたんだろ?疲れてねちゃったのかな?

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