princess~私の宝物~

ｶﾞﾁｬｯ

「あっ!!」

私は思わず声を出してしまった。

そこには下を向いて立っている利香が。

「どうして・・・」

私は頭が真っ白になった。いきなりやってくるなんて。

「ちょっと話したいことがあって」
「・・・うん。分かった」

私は利香を家に入れて、私の部屋で話をする事になった。


私はベッドに座って、利香はイスに座った。

少しの間沈黙が流れた。

言葉がでて来ない。【ごめん】から言えばいいのか、それとも【来てくれてありがとう】って言えばいいのか・・・・・。すると、

「あのね・・」

利香が口を開いた。