princess~私の宝物~
私は次の日から学校に行った。目が腫れていた。でもそんなに嫌じゃなかった。利香と仲直りしたっていう証拠だから。
今日から遅れた分の勉強も部活も頑張るぞ~。私が学校へ行くと、クラスの子や部活の後輩達が【大丈夫?】と声を掛けてくれた。
その言葉を聞いただけで元気になれる。
演劇の台本も貰った。私は【魔女役】だった。白雪姫とは反対の役だ。
「お前にはこの役をやってもらう」
ヒラタカが言った。すると後輩の一人が小声で私に向かって、
「姫奈先輩。先生、姫奈さんの演技誉めてましたよ*魔女は姫奈しか出来ないって」
私にも出来るんだ。私もみんなの一員なんだ。認められてるんだ。
そう思えた。
私は今までよりも、一生懸命に全力で役を演じた。
今日から遅れた分の勉強も部活も頑張るぞ~。私が学校へ行くと、クラスの子や部活の後輩達が【大丈夫?】と声を掛けてくれた。
その言葉を聞いただけで元気になれる。
演劇の台本も貰った。私は【魔女役】だった。白雪姫とは反対の役だ。
「お前にはこの役をやってもらう」
ヒラタカが言った。すると後輩の一人が小声で私に向かって、
「姫奈先輩。先生、姫奈さんの演技誉めてましたよ*魔女は姫奈しか出来ないって」
私にも出来るんだ。私もみんなの一員なんだ。認められてるんだ。
そう思えた。
私は今までよりも、一生懸命に全力で役を演じた。