短編小説 ありがとうの手紙
出会い
私は母が車で病室のベットで横になりながら天井をボーッと見つめていた。
自分が病気だという実感がわかなくて
(入学したばっかりなのにな…。)
何てのんきに考えていた。
『こら!!!これから検査でしょ!病室に戻りなさい!!』
誰かが看護師さんに怒鳴られてる声がした。
元気だなぁ〜
何の気力もなかった私は、特に気にしないで、ずっと横になっていた。
その時、
ガラガラ!!!
私の病室のドアが勢いよく開いた。