短編小説 ありがとうの手紙




しばらくすると、




ガラガラ……




「えーと、優芽さん??ここに男の子来てない?」
看護師さんが私の病室をキョロキョロ見渡しながら言った。


妙に膨らんだベットには気付かれなかったみたい……



「き、来てません。」




私はドキドキしながら言った。




すると看護師さんは疑う様子もなく、「あら、そう?ごめんなさいね。」と言って出ていった。






< 6 / 8 >

この作品をシェア

pagetop