flash five*。イケメン達との恋。*
「だって、こいつに触られるのムカつくじゃん」
プーッとほっぺを膨らませて、拗ねる翔太さん。
まぁあたしも、30歳ぐらいの男の人に触られるのはイヤだけど。
「だからって何で触っていいのはお前だけなの?」
怜君が冷たい声で、翔太さんに問いかける。
てかあたしは、翔太さんのものではなくあたしのものなんですけど。
だから、誰が触っていいとかダメとかじゃなくて。
あたしはあたしだから。
「それは……俺が、依南ちゃんに惚れちゃったから」
「はぁぁぁーーーー?!」
この叫びはもちろんあたし。
だってさ、今日会ったばっかりの人に告白されたんだよ?
しかもエロイエロイ翔太さんに。
そりゃもう、驚きってゆーかなんてゆーか…
叫ぶしかないわけで…
そんな驚いてるあたしのほっぺに、チューした翔太さんにさらに驚いてその後は声が出せなかった。