flash five*。イケメン達との恋。*
「笑いませんよ~遙さんにも苦手なものあったんですね」
今にも笑いそうになる顔を抑えながら言う。
笑いたきゃ笑えって言われたから、笑えばいいんだけど。
なんかわらっちゃいけないきがして。
「うるさい。俺バスケ始めたの最近なの!だから…」
「えッ!?最近なんですか?」
コクッと頷く遙さんを見て、それにしては上手すぎるよ!と心の中で言った。
遙さんはやっぱ超人だ。
「だからさ…」
「はい?」
「教えて欲しいんだ、ディフェンス」
「えッあたしですか?」
「あんた以外に誰がいるの?」
たしかにそうだけど…
あたしが遙さんに教えるって…
そんな重大なこと出来ないよッ!