flash five*。イケメン達との恋。*
「無理ですよッ!もっと他の人…あ!バスケ部の人に教えてもらえばいいじゃないですか!」
「バスケ部ない」
「え、無いんですか!?」
「うん」
くるくると人差し指でボールを回してる遙さんを見て、次元の違う人だと思った。
やっぱあたしより上手いよ。
ってあたりまえだよ!
はぁ…と小さくため息をつくと、教室の窓から日向君が顔をだして叫んだ。
「二人とも~もう授業終わるよ!」
「ええええええッ!???」
どんだけここにいたの?
来たのは確か…昼休みだから……
結構な時間いたんだね。
「ホームルームも始まるよ」
ホームルームね…って、ホームルーム!?
そんな時間までいたの!?