flash five*。イケメン達との恋。*
「初音、ごめん。あの時は俺が悪かった」
「何にごめん?ホモって言ったこと?」
初音ちゃんがホモの所を小声で呟くように言った。
「そう。あの時は俺……」
「いいの。別にいいの…今思うとあんなことされて気持ち悪かったでしょ?ごめんね」
初音ちゃんは目に涙をためながら、遙さんの肩に頭を預けていた。
その姿はあたしから見ても、まだ遙さんが好きだと訴えていた。
だからあたしは静かに教室に戻って、帰るしたくをすることにした。
「よし。じゃ、皆バイバイ」
「バイバイ明日ね~」
「じゃーな」
「バイバイと言うのは英語の挨拶でな…」
「じゃあな」
それぞれから挨拶を返してもらうと、そっと教室を出て下駄箱へと向かった。
はーなんか今日は疲れたな。
家に帰ってゆっくりしよう!
そう思ったあたしは急いで校門を出た
ら……