flash five*。イケメン達との恋。*
暫く適当に歩いていると、右側からおいしそうな匂いがしてきた。
気になって、静かにドアを開けて中に入った。
「え、あ、依南ちゃん!もう来たの?」
「え?初音ちゃん?」
そこにはエプロン姿で、料理を並べている初音ちゃんがいた。
「待ってね、もう少しで出来るから」
「うん」
「あ、適当に座ってて!」
初音ちゃんはそれだけ言って、キッチンの奥のほうへ入っていった。
とりあえずあたしは、近くの席に腰を下ろした。
この料理ってやっぱ初音ちゃんが作ってるんだよね?
凄いな……あたしなんか料理できないし。
女なのに家庭的じゃないし…だめだめだー
と思ってるとドアが開いて、皆が入ってきた。
「あれ?依南ちゃんもう来てたの?」
「うん」