flash five*。イケメン達との恋。*
皆が席につくと、最後の料理が運ばれてきた。
「さーどうぞ。食べて」
「いただきまーす!」
勢いよく食べる皆に、あたしは呆気にとられていた。
やっぱ育ち盛りは違うんだね。
なんて関心していると、初音ちゃんに話しかけられた。
「依南ちゃん!いーーっぱい食べてね!依南ちゃんのために頑張って作ったからッ!」
「うん。ありがとう!でも初音ちゃん、料理上手なんだね!」
「ありがとう!遙のためにちょー頑張ったんだ!遙、おいしい?」
急に話をふられた遙さんは、驚いたのかゴホゴホとむせていた。
可愛いな、初音ちゃん好きなのバレバレ。
遙さんの様子を見つつ、ちらっと初音ちゃんを見ると、嬉しそうに微笑んでいた。
この二人お似合いじゃん!
そう思いながらから揚げを食べてると、翔太さんが突然立ち上がった。
「そうだ皆!言いたいことがあったんだけど!」
翔太さんがそう言うと、皆食べるのを止めて翔太さんを見た。