flash five*。イケメン達との恋。*
「日向君、あたしたちも行こうか」
「そうだね!」
いつも通りな日向君に、ほっと胸をなでおろす。
良かった…ここでなんか言われたりしたらどうしようかと思った。
ふぅと息をはいてベッドを降りると、グイッと腕を引っ張られて抱きしめられた。
「依南ちゃん…僕、本気だから」
「え?」
「僕本気で好きだから。覚えといてね」
そう言って日向君は、あたしのほっぺにキスをした。
…!!
「ちょ、日向君!」
「へへーん。僕だってやるときはやるんだよ?じゃおっさき~」
日向君はたたたたたと小走りで部屋を出て行った。
何なの……
もう朝から心臓に悪いよ。
……はぁ。
とりあえず、ご飯食べに行くか。