イケメン×6+私!?
するとその人は
また私の前にしゃがんで
不敵な笑みを浮かべながら
「俺らの秘密、
知っちゃったね?」
って。
秘密=男ということ
と私は解釈して頷いていた。
そしたらその人は
さっきと変わって爽やかスマイルで
「西園幸、お前を
生徒会庶務
に任命してやる。」
っはい?
今何とおっしゃいましたか?
「せっ生徒会いぃぃぃぃ!?!?」
「声でけえ。」
この人達、生徒会だったの?!
「てか、庶務って何??」
その人は、いかにもばかじゃねぇのって顔で私を見てる。
「庶務ってのはな、まぁいわゆる雑用だ。」
なーるほど。
って私こき使われるんってことじゃん。
「今日から雑用係な。」
ま、まじですか。
私はシンデレラじゃありませんよ。
「秘密を知られたからには、きちんと監視しなきゃなんねーからな。
ってことでよろしくな、お姫さま♪」
「なっ………」
西園幸、
これからの高校生活
どうなることやら。