ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~



もちろんその日はノート使えなくて。



予習もしてないことになって。



英語は散々だった。



「マコー、今日お前ん家にご飯食べに行くから」

「ウン」



これは珍しい事じゃない。



「純ちゃん先帰ってていーよ」

「お前は?」

「オレ、ノート買って帰る」

「あーはいはい。んじゃ、先にドラ●エ進めとくか」

「あ、次オレがやるって言っただろ!」

「早いもん勝ちなんだよ、ガキんちょ!」



そう言い捨てると純ちゃんは、あっかんべーをしながら風のように走り去って行った。



ガキんちょはどっちだよ?!



「ん、急ごっ」



オレも早くノート買って帰る!



そんで、ドラ●エを純ちゃんから奪い返す!



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