ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~
という訳で、佐倉、高城、麗奈、茜、そしてワンの、いつもの面子でスキー場に来てるという現状。
3日間なので、もちろん泊まり込み。
女子組は休憩所で、男子組はスキー場監視を手伝っている。
「おーいそこ3人。初日お疲れ様。もう上がっていいから、男の子達にも伝えてくれないか」
「はーい」
…疲れた。
「男子組見に行こうよ~」
「あたしもスノボやりたくなってきた」
元気だね、お2人さん(汗)
建物の外に出ると、着込んでいるとはいえ寒い。
冷たい空気が頬に触れて、マフラーに顔を埋める。
「あ、アレじゃない?監視のウェア着てるし」
「目立つね、アレ」
「見つけやすくていんじゃん?」
男子組3人はすぐに見つかり、手を振る麗奈に気付いたみたいでこっちに滑ってきた。