僕等は、それを恋と呼んだ。
プロローグ




触れた部分が、熱くなって。


笑顔に見るたび、胸がぎゅっとなって。


些細な事で、不安になって。


汚い独占欲さえ、生まれて。






ねぇ、こんな気持ちを
全部まとめて、

言葉にするならば、






僕等は、それを――…



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