僕等は、それを恋と呼んだ。
そう言った真島は笈原を引っ張ってきた。
「えっ…何?
真島、いきなりどうしたんだよ」
いきなり連れてこられた笈原は笑って言う。
「おい、利揮。
お前も食堂行きたいよな!?」
「食堂?」
「そうだ、食堂だ。
行きたいよな?
うん、そうか行きたいか!よく分かった!
お前の気持ちは分かってる!よし。じゃあ、皆で食堂行こうな!」
「おぉ。なんか、勝手に話進んで、よく分かんねぇけど竜が行くなら俺も食堂行くぜー」
そう言って肩を組んで笑いあうバカ2人。
一体、何。
この二人は。
やはりおバカなの?