僕等は、それを恋と呼んだ。
第二章・あの子



あたしの知らない
キミがいる。




あたしの知らない
キミとあの子の
歴史がある。



優しくされるたび、

あの子にも、
こんな風に
優しくしてたんだって
思って嫉妬しちゃうよ。



どうしようもない
独占欲。



…好きすぎるんだよ。




第二章・あの子




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