僕等は、それを恋と呼んだ。



てか、色んな意味で凄いよ…依知菜。


真島が依知菜の下部に見える……!



「はよーっす」


ドキッ!!



そんな事を呑気に考えてたせいか、

いきなり聞こえてきた声に、あたしの心臓は異常なくらい反応した。



お、笈原だ…!


「矢田、おはよ」


そう笑顔で言う笈原にキュンとくる。



「お、おはよう!」


緊張しながらあたしも笑顔でそう言うと、笈原はニカッと口角を上げて笑う。



…あたしと、キスした…口……。




って、あたし!どこ見てんの馬鹿!



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