LOVE FOREVER
「まなみ、なんとかしてよ。」

こまるあたしをよそに、彼氏とメール中のまなみ。



「ねぇ、聞いてんの?」

「果歩さぁ、」



まなみはメロンソーダを飲みながらあたしに言った。


「いいかげん、自分で名前聞いたら?」




わかってる。

わかってるのに。


自分は、いつも聞かれてた。

だから、イヤなだけ。



それだけのはずなのに・・・・。
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