【短編】 曇り空
だるい
重い

動かない体にイラつきながらも
校庭を走る


もちろん
俺の順位は見る見るうちに最後尾へ


そして
急な立ちくらみに襲われて

目の前が一瞬真っ白になった


・・・




・・・





気がついたら地面が目の前にあった

体育教師と和史の声が頭の中で回っている


・・・




・・・



やべぇ


起きなきゃいけないのに


体がうごかねぇ


目の前がまた白くなる




・・・





・・・








そこで
俺の意識は無くなった
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