きっと、恋。



「あたし、行くね。バイトだったの忘れてた…」



それだけ言って、

美由はどこかに走っていってしまった。



そういえば、


アイツなんか言いかけてなかったか?



なんか泣きそうな顔してた気もするし。




「美由と何かあったのか?」


「いや、別に…。話してただけ」


「ふーん」




まぁー、たぶん、




俺の気のせいか・・・。



< 8 / 12 >

この作品をシェア

pagetop