ナンセンス!
2
僕を指す、かすみの指が震えている。
何、何? 何か、おかしいの?
星野が言った。
「 ・・・お前は・・・! 」
「 ナンだ? どうしたんだ? オレ、おかしいのか・・・? 」
・・・この声・・! まさか・・・!
僕は、星野の机の引出しを開け、手鏡を出した。 恐る恐る、覗き込む僕。
・・・鏡には、健一が映っていた。
「 ・・・・・ 」
僕は、机の上のサバラスを見る。
ナニやら、必死に電子手帳を検索している、サバラス。 僕の殺気に気付いたのか、ふと目線だけをチラリ、とこちらに向けた。
「 ・・・やあ・・ 星川クン・・・ 元気? やっほう~・・・? 」
僕はサバラスの手から、すっと、電子手帳を取り上げ、そのまま静かに、後ろに投げ捨てた。 妙~な脂汗を、額に浮かせているサバラス。
僕は叫んだ。
「 やりやがったな、テメエーッ!! よりによって、健一だとおォ~ッ? 」
ああ・・ 声まで、あのアホ健だ・・・
何、何? 何か、おかしいの?
星野が言った。
「 ・・・お前は・・・! 」
「 ナンだ? どうしたんだ? オレ、おかしいのか・・・? 」
・・・この声・・! まさか・・・!
僕は、星野の机の引出しを開け、手鏡を出した。 恐る恐る、覗き込む僕。
・・・鏡には、健一が映っていた。
「 ・・・・・ 」
僕は、机の上のサバラスを見る。
ナニやら、必死に電子手帳を検索している、サバラス。 僕の殺気に気付いたのか、ふと目線だけをチラリ、とこちらに向けた。
「 ・・・やあ・・ 星川クン・・・ 元気? やっほう~・・・? 」
僕はサバラスの手から、すっと、電子手帳を取り上げ、そのまま静かに、後ろに投げ捨てた。 妙~な脂汗を、額に浮かせているサバラス。
僕は叫んだ。
「 やりやがったな、テメエーッ!! よりによって、健一だとおォ~ッ? 」
ああ・・ 声まで、あのアホ健だ・・・