ナンセンス!
路地裏、再び・・・!
1
『 みちるかっ・・・!? 』
校舎を出た途端、健一から携帯に連絡があった。
「 健一か? 今、ドコだ? 周りに、誰かいるか? 」
『 おお~、オレの声だ! ヘンな感じだな。 一体、どうなってんだ? オレ・・ お前になっちまったぜ? 』
また最初から、説明しなくてはならない。 面倒くさい・・・
「 あのな、健一。 いいか? これからオレの言う事を、良~く聞けよ? 実はな・・ 」
『 あ~、電池、切れる・・! みちる、オレ今、ヤバくってよ・・・ 中町の、ジャンジャン・プラザにいるんだけど・・ また電話す・・ 』ツー・ツー・ツー・・・
「 ・・・・・ 」
あの野郎~・・・! 肝心な時に、いつもこうだ。
しかも、ヤバイって、ナンだ? ナニしてたんだ? あいつ・・・!
かすみが聞く。
「 健一、どうだった? 」
携帯をたたみがら、僕は答えた。
「 何か、取り込み中だ。 中町の、ジャンプラにいるって言ってたぞ? 」
「 なに、それ? じゃん・・ ぷら、って 」
「 パチンコ屋だよ。 アイツ、また打ってんだな・・・? 」
「 凄く出てるのかしら? 」
「 どうだろ・・・ 何か、ヤバイ事になってるそうだ。 出てるんなら、ヤバくないだろ? 」
「 行ってみようよ。 場所、分かる? 」
「 ああ、ここから歩いても、そう遠くは無いな。 行くか 」
ナニやら、イヤな予感がするが、現状は会うしかない。 健一には、しっかりと事の次第を説明しなくてはならないからだ。 僕の姿になったのではなく、僕の生活そのものが、入れ替わっている事を認識させねば・・・!
校舎を出た途端、健一から携帯に連絡があった。
「 健一か? 今、ドコだ? 周りに、誰かいるか? 」
『 おお~、オレの声だ! ヘンな感じだな。 一体、どうなってんだ? オレ・・ お前になっちまったぜ? 』
また最初から、説明しなくてはならない。 面倒くさい・・・
「 あのな、健一。 いいか? これからオレの言う事を、良~く聞けよ? 実はな・・ 」
『 あ~、電池、切れる・・! みちる、オレ今、ヤバくってよ・・・ 中町の、ジャンジャン・プラザにいるんだけど・・ また電話す・・ 』ツー・ツー・ツー・・・
「 ・・・・・ 」
あの野郎~・・・! 肝心な時に、いつもこうだ。
しかも、ヤバイって、ナンだ? ナニしてたんだ? あいつ・・・!
かすみが聞く。
「 健一、どうだった? 」
携帯をたたみがら、僕は答えた。
「 何か、取り込み中だ。 中町の、ジャンプラにいるって言ってたぞ? 」
「 なに、それ? じゃん・・ ぷら、って 」
「 パチンコ屋だよ。 アイツ、また打ってんだな・・・? 」
「 凄く出てるのかしら? 」
「 どうだろ・・・ 何か、ヤバイ事になってるそうだ。 出てるんなら、ヤバくないだろ? 」
「 行ってみようよ。 場所、分かる? 」
「 ああ、ここから歩いても、そう遠くは無いな。 行くか 」
ナニやら、イヤな予感がするが、現状は会うしかない。 健一には、しっかりと事の次第を説明しなくてはならないからだ。 僕の姿になったのではなく、僕の生活そのものが、入れ替わっている事を認識させねば・・・!