ナンセンス!
「 くっそお~・・! いい加減なコトばっか、しやがってぇ~・・・! と・・ とにかく、ここを出よう 」
放出は止まっていた。
僕は例によって、ペーパーを手にグルグル巻きにした。
「 ・・こ、今度は・・・ オトナの体か・・・! 」
妙にアセる。 気にすると、尚更、ヘンな気になる。
魅惑のレースパンツを、見えないようにストッキングで隠し、僕は呼吸を整えた。
健一の体だったら、こんな面倒なコト、せんでもよかったのにな・・・
( ・・・よし、ヤルぞ・・・! )
深呼吸し、股間に手を入れる。 緊張の一瞬だ。
「 ・・いっ、せ~の~で・・・ ほオ~うりゃっ!! 」
威勢の良い掛け声と共に、僕は、美津子先生の股間を、一気に拭きあげた。
・・・成功っ!
立ち上がり、パンツに手を掛けると、素早く履く。
・・・食い込んでる。
妙な、感覚だ。 こんなものなのか? オトナの女性って・・・
星野や、かすみの時も、その小ささに驚いたが、美津子先生のは、更に小さい。 ってゆ~か、ヒモみたいだ。
男の僕には、理解し難い。 ある意味、勉強になるわ・・・

ストッキングを履き、後ろの壁に備え付けてあった鏡を見た。
・・・見事に、美津子先生だ。 感動すら覚えるくらい、完璧である。
僕・・ 明日、学校に出勤して、授業しなくちゃなんないの? 美津子先生、何の科目
なのかすら、知らないんだけど・・・?
( ・・・自習にしてやる・・・ )
覚悟を決め、水洗の水で手を洗うと、僕はトイレを出た。
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