ナンセンス!
龍二が言った。
「 副長の武村とは、やった事ないが、少林寺をやるらしい。 オレにやらせろ! 」
遠慮は、要りません。 一人でみんな、片付けちゃって下さい。 僕の為に残しておく必要はないよ?
マサが答える。
「 斉木 浩介って、ナイフ使いだろう? 始める前に、ボディーチェックの必要があるな。ま、そんなモン持っていても、何の役にも立たないがな・・・! 悪いが龍二・・ 三人とも、オレが眠らせる可能性が大だ。 武村とやりたけりゃ、昼頃、個人的にやれ 」
楽しそうだね、マサ君。 君は将来、一体、何になるのかな?
とにかく、君たちだけが頼りなんだからね。 お願いだから、無敗で宜しく。
急用とかで棄権したら、僕も帰るからね・・・? 塾、とか言って。
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