SummerLove



そのとき


手術室から


先生がでてきた



『青翔くんなんですが...』


なにか考えている様子

...

....

.....


『助かりましたょね?』


とっさに聞いた

先生の言葉を

きくのが怖くて

これが精一杯の言葉だった




『意識はもどるかわかりません
もどったとしても

記憶喪失になるおそれが
あります...

ここは奇跡を

信じるしかないです.』


え??


いやだょ..



いやだょそんなの


なんで青翔なの?



あたしまだ


青翔になんにも


できてないょ...


神様...



おねがいです..



青翔を助けて下さい




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