鬼守の巫女

「お前も来い。……作戦会議だ」

そう言って私を振り向くと、男は不敵な笑みを浮かべる。

「う、うん」

小さく頷いてベッドから降りると、ベッドで眠っていた猫が目を覚ます。

猫がまだ眠たそうに目をシパシパさせながら私の肩に飛び乗ると、そのまま猫を連れ……部屋の外へと歩いて行った。
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