鬼守の巫女

「私は絶対に諦めたりしない!!二人を絶対に助けて見せる!!」

力を振り絞りそう叫ぶと、私の頬をボロボロと涙が伝って行った。

「本当にこのままでいいの!?自分自身で何一つ決められらない、誰かに決められた人生なんか送って満足なの!?そんなのって本当に生きてるって言えるの!?」

流れる涙も無視して声を荒げると、後ろからクスクスと笑い声が聞こえた。
< 451 / 912 >

この作品をシェア

pagetop