鬼守の巫女

「鬼は全て殺す。それが俺に課せられた絶対的な使命」

そう言って小金井さんはクルッと剣を手の上で回すと、ニヤリと挑戦的な笑みを浮かべた。

その横には眞水さんが弓を手にしたまま立っている。

彼は少し悲しそうに俯き、火伏さんを見つめていた。

その奥には朧源が不敵な笑みを浮かべて立っていて、その隣には馨さんと二匹の銀色の犬の姿が見える。
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