鬼守の巫女

「……一体……何が……なんだか」

色々な事が一度に起こり過ぎて、全く状況が理解出来なかった。

皆がキョトンとしたままお互いの様子を窺う中、魏戎はスタスタと館の中に入って行く。

「……話をするのなら中でどうぞ」

魏戎のその言葉に促される様に小さく溜息を吐くと……全員でゾロゾロと館の中へと入って行った。
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