鬼守の巫女

「これで残る石は四つ。それを手に入れなければ、俺達は結界に近付く事さえ出来ない」

「……それならやる事は決まったわね」

魏戎の言葉に紅茶を啜りながら魅麗が小さく呟く。

「残りの四つの石を集めて、結界を壊す。それでOK?」

そう言って火伏さんがニヤリと笑うと、それに答える様に魏戎が不敵な笑みを返した。
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