鬼守の巫女

……しまったぁあああ!

……こんな、こんな腹の音を聞かれるなんてぇええ!!

あまりの恥ずかしさに、私の顔が一気に赤く染まる。

恥ずかしさのあまり俯き顔を上げられないままいると、次の瞬間火伏さんがブホッと息を漏らした。

彼はお腹を抱えて可笑しそうに笑うと、ヒィヒィと苦しそうに息を吸う。
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