恋の旋律
「へー、でもうちは弟と八歳差だよ?」
うちは座布団にチョンと座った。
「へー…」
渋川は意外と言わんばかりの表情をしていた。
そして。
「すっげー!!」
高梨が目をキラキラさせて叫んだ。
夕食は女子二人で作った。
といってもリクエストがカレーだったから簡単に出来た。
「サラダもあるよー」
由菜ちゃんがサラダを運んできた。
「由菜料理出来るんだ?」
高梨がニコッと笑いながら言った。
「まさか!これは美咲の腕前よ~
うちサラダしか手付けてないし?」
「ちょ、由菜ちゃ...」
うちの言いかけで由菜ちゃんがうちの口を手で塞いだ。
「そういったら渋川の中の美咲ポイント上がるって」
そう囁いた。
「由菜ちゃん…」
うちは感動でした((笑