恋の旋律



そんな渋川は昨日の席替えで俺の前になった。



「おっ良かった!広季が近くて~」


「だなっ!てか卓球部集結じゃね?」


俺は後ろを見た。
後ろは健一。



「…なんだよ」


健一はなにか警戒した様子。と



バシッ!



「けぇんいちぃー!なにニヤニヤしてんだよぉ」


渋川...いじるための行動は早すぎだろ...ι




「ニヤニヤなんか…いっ!」


健一が発言途中なのにまたしても躊躇なく渋川が健一の頭を叩いた。



「言い訳無用♪」


ニヤリと笑う渋川。




わぁわぁとやってる横で何か目線を感じた。





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