恋の旋律



昼休み。



なぜか、俺と渋川と田渕と有沢と四人で話していた。


「美咲聞いてよ!この二人マジでウザい!」


「叫んでたしねι」


「ぅわ!ι聞こえたの?」


「うんιモロに!」


「うっわーうちただの頭イカれた奴じゃん!ハズッ」


田渕はホッペを手で覆った。



「いやさ、真面目に田渕家庭科の天才なんだよ!だから由菜様って呼んだら怒った」


渋川はムーと顔をしかめさせていた。



「それがウザいの!なんでそんな一々うちに突っ掛かるのさ~…」


田渕は真っ赤な顔+上目遣いで言った。



「可愛い…」


俺は無意識に思ったことを呟いてた!



「「ははーん…」」



渋川と有沢は企んだ顔で俺を見た。



「なっなんだよ!」


「早く言ってくれれば良かったのに~」


「そうだよ♪あっ由菜ちゃん!さっきの聞こえてた?」


有沢はパッと田渕の方を見た。




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