恋の旋律
「ばぁぁぁか!!!!!!!!」
うちは授業が終わるなり渋川の腕を殴った。
「いって!」
「マジどうしてくれちゃってんの!このクルクルパー!!!!」
「なっうっせぇな!チビ!」
うちは渋川とぎゃあぎゃあ言い合いしていた。
「おっ落ち着けι」
高梨がうちの腕をグイッと引っ張って渋川から離した。
「高梨...??」
「ハイハイハイ!ヤキモチですか!わぁかりました…」
渋川は手をポケットに突っ込んでスタスタ歩いて行った。
「ごめん、なんか勝手にヤキモチなんて妬いてさ…ダッセェ俺…」
高梨は髪をわしゃわしゃと乱した。
「ぷっ高梨って可愛いね!」
うちは思わず高梨のホッペを突いた。
「ぅわっ…」
高梨はみるみる顔を真っ赤にした。
「アハッ!!プニプニ~♪」
「っあ!なにやってんだよぉ!」
「ホッペプニプニしてるのー((笑」
「そんなのはわかっとるわ!」