恋の旋律
うちはケラケラと笑った。
「いやぁ予想を超えるプニプニ感に惚れたの♪」
「なんだよホッペに惚れたのかよ!」
「え?」
うちは意味がわからず首を傾げた。
「っあっなんでもねぇよ!」
高梨はプイッと背を向けた。
とクラスメートと男子が
「広季田渕にコクったの !?」
と高梨の頭をポンと叩いた。
「はぁ?んなわけねぇし」
高梨はその手を振り払った。
「ったく素直じゃねぇな~早く気持ち伝えなよ!もう田渕にはばれてんだから!」
「なにが?意味不明なんだけどι」
「なに!?自覚ねぇのかよ!」
男子はビックリしていた。
「あんたいい加減にしなよ!そんな二人を困らせないで!」
美咲が来て、その男子を追い払った。
「ありがと美咲ι」
「田渕お礼なんていいんだよ!元はと言えばコイツが悪いんだからよ!」
高梨は美咲を睨みつけた。
「ハイハイ、すいませんね!」
美咲はフンと言わんばかりに言った。