恋の旋律



「あっ田渕…言っとくけど」


高梨が改まってうちを見た。


(えっまさか…ιじゃないよね)


「俺はお前なんて好きじゃねーし!勘違いして自惚れんな、クソ女!」


やっぱりッ!


「はぁ!?うちだって死んでもあんたなんか好きになるかっつーの!自意識過剰なんだよ餓鬼!」



一瞬でも期待したうちがバカだった。



てかなんで期待してんの !?



「二人とも!」


美咲が止めに入るがうちと高梨はしばらく言い合い...ι



「てめぇら少しは素直になれやぁ!!!」



渋川の叫びでうちらの言い合いは止まった。



「少しは素直になってみれば良いのによ、ホントに二人ともバカ」



渋川は真顔でそう言って教室を出て行った。



確実イライラしてるよι




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