月姫ー目覚めー



・・・・・・・・5分後・・・・・・・・


息を整えたセバスチャンが口を開いた。



「申し訳ございません。あなたのお姿があまりにも愛らしかったもので。」



………へ?愛らしかった?



可愛かったって事?




・・・カァーーー(照)




顔が赤くなったのがわかる。



何か言わなきゃっ!(汗)



「セバスチャンっ!なん『慎哉です。』



遮られた。



その声にあたしの心臓が大きく波を打つ。


あたしが黙ってると



「心配しました。ですが無事で何よりです。あなたにもしもの事があれば私は…。いきなり叫ばれると驚きます。………」



せ、セバスチャン…ぢゃなくて慎哉さんが喋ってる。



だけど耳に入ってこない。


心臓がドキドキ言ってる。



何、これ?



あたしの耳に聞こえるくらい心臓が音をたてる。



慎哉さんは言い終わると部屋を出ていった。


なんかたくさん話してたけど聞こえたのは出て行く前の一言。





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