白黒プリンスと囚われのメイドさま

 私と蓮さまは別々の部屋でお着替え。

  本邸から私専用のメイドが二人来た。

 名前は柴田ユリ(シバタユリ)さんと河岸十子(カワギシトウコ)さん。

 ユリさんはショートカットの目の大きい人。

 十子さんは長身の美人。

 「本邸から参りました。今日から美紗緒さまのお世話致します。川岸十子です」

 「同じく、柴田ユリです」

 いきなり…私はメイド二人のお世話になることになった。

 「よろしくお願いします」

 二人が持って来たドレスに着替える。

 蓮さまが選んだと言うピンクのフワフワドレス。

 可愛いだけではなく胸元が開いたセクシーなドレスだった。

 いきなり下着の上からコルセットを付けられ、思いっきり締めて、胸元は寄せ上げられた。

 苦しい~><

 これでは何も食べられない…。

 ユリさんは慣れた感じに私の髪を結い上げる。

 メイクは十子さんの担当。

 「!!!?」

 二人のおかげで見事に大変身!!

 
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