白黒プリンスと囚われのメイドさま

 「……あなただってパンダ男でしょ?」

 いつも言われてばかりだから、意地悪く返してみた。

 「…パンダのことは誰にも言うなよ~美紗緒」

 「……」

 蓮さまは目くじらを立てて怒り出す。

 「わ、わかっています…」

 「なら…いい」

 蓮さまはホッと一息。

 「……」

 「しかし…意外と胸あったんだな~」

 蓮さまは視線が急に私の胸元に下がる。

 「見、見ないで下さい!」

 私は手で谷間を隠す。

 「……寄せただけか?まあ~脱がせば分かることだからな」

 「蓮さま!!?」

 蓮さまの…H度は日に日に増していた。

 「…でもキレイだ…美紗緒」

 蓮さまは私を抱き締める。
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