白黒プリンスと囚われのメイドさま
私も神さんも…びっくり!!?
「……蓮が自分から謝ってるぞ…」
「神…うるさい!お前はさっさ朝食の支度をしろ」
「はいはい」
神さんは私にウィンクを投げて、ワゴンの上に置かれた朝食を食卓に並べ始める。
咲弥さんの居ない…箱舟。
朝食後…すぐに蓮は神さんの送迎でガッコに登校。
「!!?」
蓮のパンダ部屋に入った柚木さんの顔が引き攣っていた。
「これはまた…増えましたね…」
引き攣った表情を隠すように柚木さんは笑顔を浮かべるけど…ぎこちない。
「…入ったことあるんですか?」
「まあ~何度かは…」
「私が掃除してもいいですよ…柚木さんだって他に色々することありますし」
「お気遣いありがとうございます」
「…ところで柚木さんっておいくつですか?」
「今年…32歳になります」