白黒プリンスと囚われのメイドさま

 俺の好きなようにか……。

 俺は如月家の後継者ではなくなった。

 神が俺の部屋に遊びに来た。



 この半年間…。

 俺と神は二人で…会社の経営に携わった。

 神は大人…俺以上に会社の役に立ち…新商品まで開発。

 如月家に束縛されず…自由に生きたいと願う神には悪いことをする。


 「悪くない…今の仕事…は楽しい…お前が…徳川家に行けば…一度…双方でコラボ
商品作ろうぜ~」

 「はぁ!?」

 「これだ」

 神は俺の書いたパンダの絵を見せる。

 そのパンダはカラフルな色彩で彩られていた。

 「色は…美紗緒ちゃんが塗った」

 「!!?」
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