白黒プリンスと囚われのメイドさま
「……」
内装も…白と黒。
床が大理石なのに…まず戸惑う。
私は応接間に通された。
如月君は消え、咲弥さんと二人。
私はソファーに座り、私の後ろに咲弥さんは立つ。
部屋全体がモノクロの世界。
「蓮さまがあなたに渡したい物があるとおしゃっておりました」
「私に渡したい物?」
「はい」
如月君は扉を開けて戻って来た。
「……」
私はソファーを立って、如月君の前に立った。
「今日から俺がお前の主だ」
「はい…」
「蓮さまと呼べいいな!!そしてこれを着ろ!!」
渡されたのは白いフリフリエプロン…。
「これってエプロンですけど??」
「これがお前の制服だ!」
私に蓮さまがエプロンを押し付ける。まさか…これをハダカで着ろって??
マジだ…。蓮さまの瞳が少しエロ目線。